17 DAYS OF SPIRITUAL WISDOM
概要
アセリアス・ソサエティーは、世界の救済と人類の開悟のために奉仕する、霊性に基づいた世界規模の組織体です。
このソサエティは1955年、西洋におけるヨガの達人であった故ジョージ・キング博士によって設立されました。ヨガ行により三昧に達したキング博士を通して、この世を超えた高次の知性体あるいは地上の聖者から与えられた英知が、ソサエティの教義の主体をなしています。しかしこの教義は歴史上かつて多くの偉人がもたらした大いなる教えを置き換えようとするものではなく、むしろ古来の教えを宇宙のレベルに広げようとするものです。つまり、シュリ・クリシュナ、釈尊、イエス大師など、多くの偉大な魂は地球の外からやってきた、というのがソサエティの信じるところです。
無私による他者への奉仕こそがソサエティの教義の基礎をなしています。
「奉仕とは達成の岩に宿る宝石である」
これがソサエティーのモットーなのです。
ソサエティは、救済や悟りを得るための唯一の道がここにあるとは主張しません。なぜなら、あらゆる偉大な宗教は、時空を超えた神聖な根源たる実在をそれぞれに表現している、と認識しているからです。
ソサエティの紋章は「神は英知の内に自らを現す」ことを意味しています。左側には神を示す古代の神聖文字が、右側には英知を表す三角形があります。
主な信条
ソサエティが信条とする範囲は、哲学、宗教、形而上学、霊性の科学など広汎にわたります。いくつか主要なものを挙げましょう。
無私による他者への奉仕
他者への奉仕は「カルマ・ヨガ」とも呼ばれ、誰もが実行できるもっともすばらしい霊性の修練であり、アセリアス・ソサエティの活動や教義の一番重要な要素となっています。
ヨガ
最近では美容や健康のため、またはリラックスするために利用されているヨガですが、本当のところヨガとは霊性の進化への道筋の一つです。無我に基づいて悟りへと至るための深遠な英知として古代から伝えられたものです。
霊性のエネルギー、祈り、癒し
霊性のエネルギーは電気と同じように存在し、同じように自然の法則に従っています。祝福、加護、導き、癒しなど、その目的に応じてエネルギーが方向付けられている時、その対象となる人なら誰でも恩恵に浴することができます。
学びさえすれば、私たちの誰もがこの光エネルギー、すなわち愛のエネルギーを呼び起こすことができるようになります。そしてそのエネルギーを、自分自身や必要とする人々に向けて送り出せるようになります。さらには(これがいちばん大切なのですが)全世界へ向けて送り出すことも可能です。
霊性のエネルギーを引き寄せ、焦点を定めて送り出す。より良い変化を起こすためのこうした行為をダイナミックな祈りといいます。マントラ(真言、聖なる言葉を唱えること)もまた、神秘的なこのエネルギーを呼び起こし送り出す手段の一つです。
スピリチュアル・ヒーリングといわれる癒しの行為も、また同じように霊性のエネルギーを用いており、学びさえすれば誰もが利用できるようになります。
神性の内在
私たち人間の本質には神性があります。すべての生きとし生けるものの中に、神聖なるもの – 神のきらめきが宿っています。
私たちはみな聖なる根源からやって来ました。そして、いつかその根源へ帰って行きます。ゴッド、ブラフマン、エホバなど、信仰に応じていろいろに名付けられさまざまに解釈されてきましたが、それは永遠であり、すべてを知り尽くし、全能であります。それは遍在し、全物であり、さらにそれらを超越してさえいます。
経験という旅路で正しく舵を取り続けることによって、私たちはだんだんと自分の神聖なる本性に気付いて進歩していきます。その結果として私たちはますます悟りへと近づきます。そしてますます強力な霊性のパワーを身につけ、ますますの無私なる奉仕へといざなわれていきます。
直観と超能力
ヨガによる修身技法や他者への奉仕を実践することにより、私たちの誰もが備えている超能力や直観力を日々鍛えていくことができます。
地球外生命
この太陽系の中では地球以外の惑星にも生命体が存在し、高度な文明を築いています。私たちが知りうる科学では検知できないのはなぜかというと、各惑星のより高次の周波数域に生命が存在しているからです。アセリアス・ソサエティではこうした存在を「宇宙の大師」と呼び、ときには「神」とさえ形容しますが、それは彼らが霊性の進化において私たちより遙かに進んでいるためです。
彼らは大いなる慈悲と自己犠牲の精神をもって、数え切れないほどさまざまな方法で地球上の人類を助けてきました。もしそうした助けがなかったら人類はずっと昔に滅びていたことでしょう。
何人かの宇宙大師はかつて、人間の肉体をまとってこの世に誕生することを選びました。そのようにして直接人々を教え導いたり、また間接的に必要な援助を与えたりしたのです。イエス大師、釈尊、シュリ・パタンジャリ、シュリ・クリシュナ、孔子、老子などがそうでした。
現在、アセリアス・ソサエティは宇宙大師と密接に協力して五件の宇宙ミッションを実施しています。その一つに「祈りのパワー作戦」があります。
知的生命体はこの太陽系の外にも存在しています。私たちの文明より進んだものや進んでいないものがあり、友好的なものや敵意あるものがいます。
UFO
いわゆる「未確認飛行物体」というもののいくつかは実際のところ地球外からの宇宙船であることが確認されています。彼らは数千年にわたってこの地球を訪れ続けているのです。聖書では「雲」「星」「空飛ぶ巻物」などと呼び分けられていますが、ヒンズー教の聖典では空飛ぶ乗り物を意味する言葉「ビマーナ」が使われていました。
カルマと転生
カルマとは何か罰則のようなものではなく、むしろ学びのためにあると言えます。カルマとは宇宙の大いなる教師であり、霊性の進化をたどる旅路においていつもまさに必要とする授業を与えてくれます。
一つの人生を終えて次に転生するまでの間、私たちは別の世界(あの世)でしばらく過ごします。そこは地球の一部ですが周波数域が異なっています。たくさんの人生を繰り返し、転生が教えるすべての授業を学び終えた時、私たちは「転生の輪」を抜け出し、別の星に生きて新しい経験のサイクルを始めることが許されます。すなわち宇宙の大師となるのです。ある人々はこの許可を受けてもなお地上にとどまることを選び、大聖(アセンデッド・マスター)となります。
数千年にわたって人類が積み重ねてきた悪行とよこしまな想念のために、現在の世界的カルマのバランスはあまり良好とはいえない状態にあり、宇宙の大師がはっきりと介入の手を差し伸べることが困難になっています。宇宙船が白昼堂々と大都市に着陸するなどといったことが起きていないのはそのためです。
世界的カルマを好転させるため、アセリアス・ソサエティはたくさんの活動を行っています。なかでも器械的操作を伴う宇宙ミッションは活動の主力です。
クンダリーニ、チャクラ、オーラ
見たり感じたりできなくても、私たちにはオーラがあります。私たちが計測可能な物質よりもずっと「わずかな」物質で構成されているのであり、オーラとはつまり「異なった状態にある」物質なのです。
こうした繊細なエネルギーは私たちのチャクラを通じてつねに流れ込み、流れ出しています。サイキック・センターとも呼ばれるチャクラは、茎のように伸びた背骨から咲き出す花のように、肉体から少し離れてオーラの中へと融合していきます。
クンダリーニとは背骨の下端に宿る神秘的なエネルギーであり、「蛇のパワー」と呼ばれることもあります。この隠されたエネルギーが背骨に沿って上昇すると、すべてのチャクラは完全に活性化され、悟りそして宇宙意識へ到達することになります。クンダリーニを強制的に上昇させることはたいへん危険なのでアセリアス・ソサエティでは推奨していません。しかしながら、無私に基づいた他者への奉仕を実践することによって、クンダリーニは自然に上昇するようになります。
大聖(アセンデッド・マスター)
地上の人間が転生を繰り返すのはカルマが教える経験を通じて霊性を進化させるためです。転生のサイクルを学び終えた時、次の進路を選ぶことになります – より進歩した惑星で新たな経験のサイクルに踏み出すか、地球にとどまって残りの人類を助ける大聖(アセンデッド・マスター)となるか。アセンデッド・マスターとは、とてつもない超能力と霊性のパワーを備えた不滅の存在です。なによりも重要なのは、計り知れない慈悲心と英知にあふれた存在であるということです。私たちの肉体に起こる老化現象のようなものはなく、もし自らがお望みならば意識的に肉体を変化させることができます。これは実際にたびたび起きており、しかも肉体は成人の状態に保たれままで変化が起こります。
母なる地球
私たちの母なる地球はそれ自身が一個の生命体です。自らの霊性の進化を犠牲にして人類に奉仕する女神として、時として野蛮ですらある人類に対して住み家を提供しているのです。この想像を絶するほどの自己犠牲 – 母なる地球が自らに課した仕事を助けるために、アセリアス・ソサエティではいろいろな手段を講じて活動しています。
聖なる山
この地球上には特別な霊性のエネルギーを有する聖なる山があり、近づいて祈り・マントラ・観想を行うことでエネルギーが必要なところへ届けられるようになっています。こうした霊性のエネルギーは、キング博士がわずか三年余のうちに世界中を踏破して完了した「スターライト作戦」において、宇宙からの偉大な知性体や大師・大聖からもたらされました。アセリアス・ソサエティではこうした山への巡礼を毎年何回か企画しています。
ご質問などありましたらどうぞ [email protected] までお問い合わせください。
アセリアス・ソサエティ – Facebook
推薦図書
リチャード・ローレンス、マーク・ベネット共著、産調出版
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